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干枯
ふりがな文庫
“干枯”の読み方と例文
読み方
割合
ひから
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひから
(逆引き)
絲瓜
(
へちま
)
の如く
干枯
(
ひから
)
びて死んで仕舞つた。——提燈は未だに暗い軒下にぶらぶらしてゐる。余は寒い首を縮めて京都を南から北へ拔ける。
京に着ける夕
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
八百屋
(
やおや
)
に
干枯
(
ひから
)
びて積んであるものを買わず、足まめに近くに
百姓家
(
ひゃくしょうや
)
があれば自分で買いに行くがいい。かえって安価につくかも知れない。
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
坂を登るのでいよいよ汗になった我々は、
干枯
(
ひから
)
びたオレンジで
渇
(
かつ
)
を
癒
(
いや
)
していると、汽車の時間が追っているから早く自動車に乗れと催促される。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
干枯(ひから)の例文をもっと
(6作品)
見る
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“干”で始まる語句
干
干乾
干戈
干潟
干物
干支
干瓢
干渉
干魚
干上
“干枯”のふりがなが多い著者
夏目漱石
岡本綺堂
北大路魯山人