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常住
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じやうぢゆう
ふりがな文庫
“
常住
(
じやうぢゆう
)” の例文
旦
(
あした
)
に稽古の窓に
凭
(
よ
)
れば、垣を
掠
(
かす
)
めて靡く霧は不斷の烟、
夕
(
ゆふべ
)
に
鑽仰
(
さんがう
)
の
嶺
(
みね
)
を
攀
(
よ
)
づれば、壁を漏れて照る月は
常住
(
じやうぢゆう
)
の
燭
(
ともしび
)
、晝は
御室
(
おむろ
)
、
太秦
(
うづまさ
)
、梅津の邊を
巡錫
(
じゆんしやく
)
して、夜に入れば
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
枢
(
とぼそ
)
落ちては月
常住
(
じやうぢゆう
)
の
灯
(
ともしび
)
を
挑
(
かか
)
ぐ——と、云ふところを書くところが、書いてありました。
一人の無名作家
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
幽かに煙のもつるるはわが
常住
(
じやうぢゆう
)
の姿なり幽かなれ煙
真珠抄
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“常住(常(仏教))”の解説
常(じょう、sa: nitya)は、永遠に変化せず、生じたり滅したりしないこと、絶え間なく続いて尽きないこと。常住(sassata)ともいう。対義語は無常(むじょう)。
一般には、常住であるものを無為法と呼ぶ。
縁起法性の理や、如来の法身、仏の三身は常住であるとされる。
(出典:Wikipedia)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
“常住”で始まる語句
常住坐臥
常住坐
常住物
常住不断
常住日夜
常住涅槃
常住茶飯事