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帳台
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ちょうだい
ふりがな文庫
“
帳台
(
ちょうだい
)” の例文
旧字:
帳臺
彼のいる二条殿の
帳台
(
ちょうだい
)
奥深い辺りには、石山本願寺の使僧がさっきから
密
(
ひそ
)
かに目通りを乞うて、何やら小声ではなしこんでいた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここは平生あまり使われない御殿であったから
帳台
(
ちょうだい
)
なども置かれてなかった。源氏は
惟光
(
これみつ
)
を呼んで帳台、
屏風
(
びょうぶ
)
などをその場所場所に
据
(
す
)
えさせた。
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
夜、
袈裟
(
けさ
)
が
帳台
(
ちょうだい
)
の外で、燈台の光に
背
(
そむ
)
きながら、袖を噛んで物思いに耽っている。
袈裟と盛遠
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“帳台”の解説
帳台(ちょうだい)とは、平安時代に貴人の座所や寝所として屋内に置かれた調度のこと。御帳台(みちょうだい)、また御帳(みちょう)ともいう。
(出典:Wikipedia)
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“帳”で始まる語句
帳
帳場
帳面
帳合
帳場格子
帳尻
帳裡
帳付
帳消
帳簿