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帰参
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きさん
ふりがな文庫
“
帰参
(
きさん
)” の例文
旧字:
歸參
「さあ、たしか、
新富町
(
しんとみちょう
)
の
市川左団次
(
たかしまや
)
さんが、
謝
(
わび
)
に連れてってくだすって、
帰参
(
きさん
)
が
叶
(
かな
)
ったんですが——ありゃあ、廿七、八年ごろだったかな。」
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
借着
(
かりぎ
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
一枚で、障子へつらまったまま、しばらく
茫然
(
ぼうぜん
)
としていたが、やがて我に帰ると、山里の春はなかなか寒いものと悟った。ともかくもと抜け出でた布団の穴に、再び
帰参
(
きさん
)
して考え出した。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“帰参”の意味
《名詞》
長らく出ていた者が帰ってくること。
一度主君から去った武士が再び主君の元に帰ること。
勘当された子が許されて帰ること。
(出典:Wiktionary)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰来
帰洛
帰京
帰省