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帆懸舟
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ほかけぶね
ふりがな文庫
“
帆懸舟
(
ほかけぶね
)” の例文
迷亭は面白半分に「こりゃどうです」と三枚目を出す。今度は活版で
帆懸舟
(
ほかけぶね
)
が印刷してあって、例のごとくその下に何か書き散らしてある。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そちは絵が描けよう。丸の中に
帆懸舟
(
ほかけぶね
)
をいっぱいに描いてみい」
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帆懸舟
(
ほかけぶね
)
が一
隻
(
せき
)
塔の下を行く。風なき河に帆をあやつるのだから不規則な三角形の白き翼がいつまでも同じ所に
停
(
とま
)
っているようである。
伝馬
(
てんま
)
の大きいのが二
艘
(
そう
)
上
(
のぼ
)
って来る。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
帆
常用漢字
中学
部首:⼱
6画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“帆”で始まる語句
帆
帆船
帆柱
帆布
帆村荘六
帆前船
帆綱
帆桁
帆檣
帆木綿