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己
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わし
ふりがな文庫
“
己
(
わし
)” の例文
武「いやそれは心配には及ばん、
明日
(
あした
)
私
(
わし
)
が其のお筆さんと云う
娘
(
こ
)
を町奉行所へ訴え出て帰れるようにして遣る、其の金は
己
(
わし
)
が遣ったんだ」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一人は遠藤と云ふ男で、この男は栄一を見ると、『この耶蘇、
己
(
わし
)
の病気を癒せ、繃帯をくれ』
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
お金を皆
遊女
(
ひめ
)
に入れて終ふて店は空つ洞にして終ふたら。……
己
(
わし
)
もな旦那に何遍も云ふたんぢやけんどな、大将、由太郎の云ふ事なんぞ相手にせんツて。己は四月許り月給を貰はずぢや。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
“己”の意味
《名詞》
おのれ。自分。
つちのと。十干の6番目。
(出典:Wiktionary)
“己”の解説
己(き、つちのと)は、十干の6番目である。
陰陽五行説では土性の陰に割り当てられており、ここから日本では「つちのと」(土の弟)ともいう。
(出典:Wikipedia)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
“己”を含む語句
自己
知己
己等
己惚
己達
利己主義
大己貴命
己酉
己丑
己卯
一己
妲己
己巳
己斐
克己心
己亥
塙保己
利己主義者
利己主義男
己未
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