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左券
ふりがな文庫
“左券”の読み方と例文
読み方
割合
さけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さけん
(逆引き)
これは栂谷が棒小屋沢であることを証する
左券
(
さけん
)
とはならないが、後立山に関しては有力なる資料であろう。
後立山は鹿島槍ヶ岳に非ざる乎
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
今度の事になつてからは、己は準備をしてゐる間、
何時
(
いつ
)
でも用に立てられる
左券
(
さけん
)
を握つてゐるやうに思つて、それを
慰藉
(
ゐしや
)
にした
丈
(
だけ
)
で、
動
(
やゝ
)
もすれば其準備を永く準備の
儘
(
まゝ
)
で置きたいやうな気がした。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かのフェニックスが火に焼かれても、再び若々しい存在に
甦
(
よみがえ
)
って、絶えず両翼を大空に向って張るように、この精進努力の生活は人類がなお地上の王なる
左券
(
さけん
)
として、長くこの世に栄えるだろう。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
左券(さけん)の例文をもっと
(3作品)
見る
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
券
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“左”で始まる語句
左
左様
左右
左手
左樣
左程
左舷
左袒
左褄
左側
“左券”のふりがなが多い著者
有島武郎
木暮理太郎
森鴎外