“屈居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かがん50.0%
くっきょ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分はその日校務をおわると直ぐ宅に帰り、一室ひとま屈居かがんで、もがき苦しんだ。自首して出ようかとも考がえ、それとも学校の方を辞職してしまうかとも考がえた。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
かつは尊氏が一城にこもッて、屈居くっきょすると聞えたら、なおまだ多い筑紫諸党の武士は、いよいよ菊池の麾下きかへ寄るであろう
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)