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小杜
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こもり
ふりがな文庫
“
小杜
(
こもり
)” の例文
山の根がたのかしこここに背の低い松が
小杜
(
こもり
)
を作っているばかりで、見たところ
畑
(
はた
)
もなく家らしいものも見えない。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
小杜
(
こもり
)
の蔭に潜んで
覗
(
のぞ
)
きいると、暫時して妍華超絶
止
(
ただ
)
に別嬪どころでなく、真に神品たる処女、多人数諸方より来り集い、全く露形して
皎月
(
こうげつ
)
下に身を洗う。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
足元からすこしだらだら下がりになり
萱
(
かや
)
が一面に生え、尾花の末が日に光っている、萱原の先きが畑で、畑の先に背の低い林が一
叢
(
むら
)
繁り、その林の上に遠い杉の
小杜
(
こもり
)
が見え
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
杜
漢検準1級
部首:⽊
7画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父