トップ
>
小憩
>
こやす
ふりがな文庫
“
小憩
(
こやす
)” の例文
知らず知らず
日々
(
にちにち
)
新聞社の近くまで歩いて来たので、二人はやや疲れたままその辺の小さなカッフェーに
小憩
(
こやす
)
みして、進はウイスキー村岡はビール一杯を傾け、足の向くまま銀座通へ出た。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
船問屋の
灘屋
(
なだや
)
七郎右衛門の家で
小憩
(
こやす
)
みして、またすぐ陸路を姫路へ急いだ。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
商会主は
淫蕩
(
いんとう
)
と淫蕩との間の
小憩
(
こやす
)
み、
膏
(
あぶら
)
っこい刺身のつまとして、純真
無垢
(
むく
)
の艶子を見た。金や地位に
靡
(
なび
)
くことを知らない少女は一面にはばからしく思えたが、一面には貴い宝石のように見えもした。
五階の窓:04 合作の四
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
“小憩”の意味
《名詞》
少しの休憩。ちょっとした休息。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
憩
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父