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専領
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せんりょう
ふりがな文庫
“
専領
(
せんりょう
)” の例文
旧字:
專領
父は常に我々とはかけ
隔
(
へだた
)
った奥の
二間
(
ふたま
)
を
専領
(
せんりょう
)
していた。
簀垂
(
すだれ
)
のかかったその縁側に、朝貌はいつでも並べられた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかもこの小さな裂け目から無理に割り込んで、一寸二寸とじりじりにセメントで築上げた窖道を
専領
(
せんりょう
)
するに至っては、全く人間以上の
辛抱比
(
しんぼうくら
)
べに違ない。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その時表を
専領
(
せんりょう
)
しているK氏は目下
蘇格蘭
(
スコットランド
)
巡遊中で
暫
(
しばら
)
くは帰らないのだと主婦の説明があった。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
専
常用漢字
小6
部首:⼨
9画
領
常用漢字
小5
部首:⾴
14画
“専”で始まる語句
専
専横
専念
専門
専門家
専心
専一
専攷
専六
専右衛門