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寝鳥
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ねとり
ふりがな文庫
“
寝鳥
(
ねとり
)” の例文
旧字:
寢鳥
彼の足音に驚かされたのか、路ばたの梢から
寝鳥
(
ねとり
)
が二、三羽ばたばたと飛び立った。人間の声はどこからも響いてこなかった。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
此様な記憶があるので、デカは蛇を恐るゝのであろう。多くの猫は蛇を捕る。彼が家のトラはよく
寝鳥
(
ねとり
)
を
捕
(
と
)
ってはむしゃ/\喰うが、蛇をまだ一度もとらぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
いちいち
尤
(
もっと
)
も、お前の言葉に少しの無理もない。が、『禁制の賦』は三代前の一色家の
主人
(
あるじ
)
、一色
宗六
(
そうろく
)
という方が、『
寝鳥
(
ねとり
)
』から編んだ世にも怪奇な曲で、あれを作って間もなく狂死したといわれる。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
(
遠近
(
おちこち
)
にて
寝鳥
(
ねとり
)
のおどろき起つ声。下田五郎は橋を渡りて出づ。)
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆