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寛正
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かんしょう
ふりがな文庫
“
寛正
(
かんしょう
)” の例文
大体彼は建築道楽で、
寛正
(
かんしょう
)
の大飢饉に際し、
死屍
(
しし
)
京の賀茂川を埋むる程なのに、新邸の造営に余念がない。
応仁の乱
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
まず
寛正
(
かんしょう
)
の六年秋には、忘れも致しません九月十三日の夜
亥
(
い
)
の刻ごろ、その大いさ七八
尺
(
しゃく
)
もあろうかと見える赤い光り物が、
坤方
(
ひつじさる
)
より
艮方
(
うしとら
)
へ、風雷のように飛び渡って、
虚空
(
こくう
)
は鳴動
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
寛正
(
かんしょう
)
二年には、
畿内
(
きない
)
河内
(
かわち
)
の国で畠山兄弟の家督をめぐる戦争が終りそうもないので、そのために都近くも物情騒然となったが、そのうえ、春のころから悪性の流行病がまんえんして
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
まづ
寛正
(
かんしょう
)
の六年秋には、忘れも致しません九月十三日の夜
亥
(
い
)
の刻ごろ、その大いさ七八
尺
(
しゃく
)
もあらうかと見える赤い光り物が、
坤方
(
ひつじさる
)
より
艮方
(
うしとら
)
へ、風雷のやうに飛び渡つて、
虚空
(
こくう
)
は鳴動
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“寛正”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。長禄の次で、文正の前。1460年12月21日から1466年2月28日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
“寛正”の解説
寛正 (かんしょう、寛󠄁正)は、日本の元号の一つ。長禄の後、文正の前。1460年から1466年までの期間を指す。この時代の天皇は後花園天皇、後土御門天皇。室町幕府将軍は足利義政。
(出典:Wikipedia)
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛衣
寛闊
寛恕
寛大