寒波かんぱ)” の例文
昨夜来の寒波かんぱのためにすっかり冷え切っていて、早登庁はやとうちょうの課員の靴の裏にうってつけてあるびょうが床にぴったりこおりついてしまって
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ひらきかけて黄にぞこごれる玉蘭はくれんは時ならぬ寒波かんぱ昨夜よべかいたりし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)