トップ
>
宝器
>
ほうき
ふりがな文庫
“
宝器
(
ほうき
)” の例文
国土を伝え、
大統
(
たいとう
)
を継ぐにはなくてはならない朝廷の
宝器
(
ほうき
)
である。ところがその玉璽は、洛陽の大乱のみぎりに、紛失したという沙汰がもっぱらであった。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どんなことでも、この
宝器
(
ほうき
)
のまえに
神盟
(
しんめい
)
したことは、
違
(
たが
)
えないということが、代々武田家の鉄則であった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、本願寺側でも、その以前に、あらゆる
什物
(
じゅうもつ
)
宝器
(
ほうき
)
を展列して、いちいち目録を添え、
塵
(
ちり
)
を払い、
欄
(
らん
)
を
浄
(
きよ
)
め、立つ鳥水を濁さず——のことばの通りきれいにして去っていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“宝器”の意味
《名詞》
貴重な器物。
優れた人材。
(出典:Wiktionary)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“宝”で始まる語句
宝物
宝
宝石
宝暦
宝珠
宝玉
宝丹
宝生
宝石商
宝寺