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宝器
ふりがな文庫
“宝器”の読み方と例文
読み方
割合
ほうき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうき
(逆引き)
国土を伝え、
大統
(
たいとう
)
を継ぐにはなくてはならない朝廷の
宝器
(
ほうき
)
である。ところがその玉璽は、洛陽の大乱のみぎりに、紛失したという沙汰がもっぱらであった。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どんなことでも、この
宝器
(
ほうき
)
のまえに
神盟
(
しんめい
)
したことは、
違
(
たが
)
えないということが、代々武田家の鉄則であった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、本願寺側でも、その以前に、あらゆる
什物
(
じゅうもつ
)
宝器
(
ほうき
)
を展列して、いちいち目録を添え、
塵
(
ちり
)
を払い、
欄
(
らん
)
を
浄
(
きよ
)
め、立つ鳥水を濁さず——のことばの通りきれいにして去っていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝器(ほうき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“宝器”の意味
《名詞》
貴重な器物。
優れた人材。
(出典:Wiktionary)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
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