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安心立命
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あんしんりつめい
ふりがな文庫
“
安心立命
(
あんしんりつめい
)” の例文
さもしい話だが、当時私達は二十五円の月給を目標として学問に
精進
(
しょうじん
)
していた。今に二十五円取れると思うと、そこに
安心立命
(
あんしんりつめい
)
があった。
首席と末席
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
貴下方
(
あなたがた
)
が、到底
対手
(
あいて
)
にゃなるまいと思っておいでなさる、
少
(
わか
)
い人たちが、かえって
祖師
(
そし
)
に
憧
(
あこ
)
がれてます。どうかして、
安心立命
(
あんしんりつめい
)
が得たいと
悶
(
もだ
)
えてますよ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
或
(
あるい
)
はまた一方には、学問によって生活上の懐疑を
釈
(
と
)
き、
安心立命
(
あんしんりつめい
)
を得ようとする人々もあるであろう。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
「自分は美人だけれど少し器量が悪いと思っているところに
安心立命
(
あんしんりつめい
)
がある。それでこそ鏡屋が立ち行くというものさ」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
口が大きくても構いません。
頬骨
(
ほおぼね
)
が高くても苦にしません。これが宜いんですよ。目美人でも額美人でも、兎に角美人という信念があれば
安心立命
(
あんしんりつめい
)
が得られます。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
「しかし河原君、僕はこれでも
安心立命
(
あんしんりつめい
)
を得ているよ。この点、君にお礼を言わなければならない」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“安心”で始まる語句
安心
安心決定
安心起行
安心々々