守武もりたけ)” の例文
その宗祇時代から芭蕉に至るまでの間には宗鑑そうかん守武もりたけ貞徳ていとく宗因そういん等の時代を経ているのである。また芭蕉以後蕪村ぶそん一茶いっさ、子規を経て今日に至る。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
元日ぐわんじつ神代かみよのことも思はるゝ」と守武もりたけ発句ほつくを見まして、演題えんだいを、七福神ふくじんまゐりとつけましたので御座ござります。
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
守武もりたけは独吟千句を試みんとして、その連歌にならふべきか、俳諧を為すべきかに惑ひしは、連歌の千句は古例ありてこれを作るにはばかる所なけれども興味少し
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
芭蕉は宗因そういんに俳諧を学んでから、自分を打建てた。守武もりたけは忠実に連歌れんがを学んでから俳諧をはじめた。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
縁ありて守武もりたけの忌を修しけり
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)