“宇万伎”の読み方と例文
読み方割合
うまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折も折、秋成を加藤宇万伎うまきに紹介した建部綾足たけべあやたりが、「西山物語」と題する和文調の主知的伝奇小説を発表した。明和五年二月である。秋成はこれにもつよい刺戟をうけた。
雨月物語:04 解説 (新字新仮名) / 鵜月洋(著)
折も折、秋成を加藤宇万伎うまきに紹介した建部綾足たけべあやたりが、「西山物語」と題する和文調の主知的伝奇小説を発表した。明和五年二月である。秋成はこれにもつよい刺戟をうけた。
賀茂真淵かものまぶち直系の国学者で幕府旗本の士である加藤宇万伎うまきつたが、この師は彼の一生のうちで、一番敬崇を運び、この師の歿ぼっするまで十一年間彼は、この師に親しみを続けて来たほどである。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)