“孤岩”の読み方と例文
読み方割合
こがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
指さすかたをみると、なるほど、滝の水明かりと、ほのかな星影ほしかげの光をあびて、孤岩こがんの上に立っている白い道士どうしころもがみえる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すると——おおという声はなく、ふいに、孤岩こがんの上の道士どうしのすがたが、ふわりとちゅういあがったので、四人のひとみも、あッ——と空へつられていった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孤岩こがんの上に——こうりのこした果心居士かしんこじの心は、どういたらいいであろうか?
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)