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妊
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みごも
ふりがな文庫
“
妊
(
みごも
)” の例文
そのとき、
妊
(
みごも
)
ったのがそもじで、その名をベーリングが、末期の際に書いたというのも、ステツレルに対する
懺悔
(
ざんげ
)
の印なのじゃ。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
妊
(
みごも
)
っているらしく、
懶
(
だる
)
そうな顔に、底知れぬ不安と、死の近づいている
兆
(
きざし
)
を
湛
(
たた
)
えているのであった。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
彼が一段の得意は、二箇月の後最愛の妻は
妊
(
みごも
)
りて、翌年の春美き
男子
(
なんし
)
を挙げぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
神、この不思議を見ていたく驚き、アダムを
畏
(
おそ
)
れて自らが子となし給いしも、エヴは常の人と異ならざれば
婢
(
しもめ
)
となし、さてエヴといとなみしに、エヴ
妊
(
みごも
)
りて
女児
(
おなご
)
を生みて死せり。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
妊
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“妊”を含む語句
妊娠
懐妊
妊婦
妊孕
懷妊
妊娠中
妊娠前
妊婦塚
妊振
御懐妊祈祷
御懷妊
避妊薬