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好漢
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おとこ
ふりがな文庫
“
好漢
(
おとこ
)” の例文
「人妻にせよ娘にせよ、女隠しなどは罪深い。義で生きる
好漢
(
おとこ
)
のすることではありませんな。どうもあなたの義兄弟らしくもない」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すっきり
端然
(
しゃん
)
と構えたる
風姿
(
ようだい
)
といい
面貌
(
きりょう
)
といい水際立ったる男振り、万人が万人とも好かずには居られまじき
天晴
(
あっぱ
)
れ小気味のよき
好漢
(
おとこ
)
なり。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と、ここに
好漢
(
おとこ
)
同士の
刎頸
(
ふんけい
)
の交わりがまた新たに結ばれ、銘酒“
玉壺春
(
ぎょっこしゅん
)
”の
泥封
(
でいふう
)
をさらに二た
瓶
(
かめ
)
も開いて談笑飽くなき景色だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「君、酒は愛して飲むべしだよ。くれぐれも酒に呑まれて、
可惜
(
あたら
)
、
好漢
(
おとこ
)
を滅茶苦茶にしてくれるなよ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“好漢”の意味
《名詞》
さっぱりしていて好感がもてる男性。
(出典:Wiktionary)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
“好”で始まる語句
好
好奇
好事家
好事
好加減
好悪
好奇心
好々爺
好誼
好餌