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女﨟
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じょうろう
ふりがな文庫
“
女﨟
(
じょうろう
)” の例文
「まあ、そうですか、いうのもお可哀相。あの方、それは、おくらしに賃仕事をなすったでしょう。けれど、もと、千五百石のお
邸
(
やしき
)
の
女﨟
(
じょうろう
)
さん。」
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いま辻町は、
蒼然
(
そうぜん
)
として
苔蒸
(
こけむ
)
した一基の石碑を片手で抱いて——いや、抱くなどというのは
憚
(
はば
)
かろう——霜より冷くっても、千五百石の
女﨟
(
じょうろう
)
の、石の
躯
(
むくろ
)
ともいうべきものに手を添えているのである。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ものこれ、三十年
経
(
た
)
ったとこそいえ、若い
女﨟
(
じょうろう
)
が
埋
(
うま
)
ってるだ。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
﨟
部首:⾋
16画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形