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女紅場
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じょこうば
ふりがな文庫
“
女紅場
(
じょこうば
)” の例文
ただその
上下
(
うえした
)
を
装束
(
そうぞ
)
くにも、支度の夜は
丑満
(
うしみつ
)
頃より、
女紅場
(
じょこうば
)
に顔を揃えて一人々々
沐浴
(
ゆあみ
)
をするが、雪の
膚
(
はだえ
)
も、
白脛
(
しろはぎ
)
も、その湯は一人ずつ
紅
(
べに
)
を流し、
白粉
(
おしろい
)
を
汲替
(
くみか
)
える。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“女紅場”の解説
女紅場(にょこうば、じょこうば)とは、明治初期に存在した女子教育機関(女学校)の一種。「女紅」と呼ばれた女性の手仕事(裁縫・手芸など)の教育を中心とする教育機関である。1872年に京都府によって設立された「女紅場」(新英学校及女紅場)がその最初の事例で、学校教育制度が整備されるまでの時期(おおむね1870年代)に、関西地方などを中心として一部地域で広がった。「裁縫所」「縫製所」、あるいは「女工場」「女紅伝習所」などの名称も用いられた。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形