“女星”の読み方と例文
読み方割合
めぼし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天に年わかき男星おぼし女星めぼしありて、相隔つる遠けれど恋路こいじは千万里も一里とて、このふたりいつしか深き愛の夢に入り、夜々の楽しき時を地に下りてけ、あるいは高峰たかみねの岩かど
(新字新仮名) / 国木田独歩(著)
女星めぼしは早くも詩人が庭より立ち上る煙を見つけ、今宵こよいはことのほか寒く、天のかわにも霜降りたれば、かの煙たつ庭にりて、たき火かきたてて語りてんというに、男星ほほえみつ
(新字新仮名) / 国木田独歩(著)