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契沖
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けいちゅう
ふりがな文庫
“
契沖
(
けいちゅう
)” の例文
契沖
(
けいちゅう
)
の歌にて俗人の伝称するものに
有之
(
これあり
)
候えども、この歌の品下りたることはやや心ある人は承知
致居
(
いたしおる
)
ことと
存
(
ぞんじ
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
仙覚・
契沖
(
けいちゅう
)
・真淵らの
霊極
(
たまきはる
)
の説、即ち、「タマシヒノキハマル内の命」の意とする説は余り有力でないようだが、つまりは其処に落着くのではなかろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
契沖
(
けいちゅう
)
は律僧だからそういう歌を嫌ったというが、
慈延
(
じえん
)
でも
澄月
(
ちょうげつ
)
でもそのために
非如法
(
ひにょほう
)
の僧とはならなかった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
維新は、水戸義公の大日本史
編纂
(
へんさん
)
をはじめ、
契沖
(
けいちゅう
)
、
春満
(
あずままろ
)
、
真淵
(
まぶち
)
、
宣長
(
のりなが
)
、
篤胤
(
あつたね
)
、または日本外史の
山陽
(
さんよう
)
など、一群の著述家の精神的な啓蒙によって口火を切られたのです。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
僧の
契沖
(
けいちゅう
)
をして『万葉
代匠記
(
だいしょうき
)
』をえらばしめたのもこれまた同じ人であることを想像し、その想像を儒仏の道がまだこの国に渡って来ない以前のまじりけのない時代にまでよく持って行った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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契沖
(
けいちゅう
)
の歌にて俗人の伝称する者に有之候へども、この歌の品下りたる事はやや心ある人は承知致しをる事と存候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
第二句、「母之手放」は、ハハノテソキテ、ハハガテカレテ等の訓もあるが、今
契沖
(
けいちゅう
)
訓に従った。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“契沖”の解説
契沖(けいちゅう、寛永17年(1640年) - 元禄14年1月25日(1701年1月25日))は、江戸時代中期の真言宗の僧、国学者、歌人。
(出典:Wikipedia)
契
常用漢字
中学
部首:⼤
9画
沖
常用漢字
小4
部首:⽔
7画
“契沖”で始まる語句
契沖阿闍梨