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天龍川
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てんりゅうがわ
ふりがな文庫
“
天龍川
(
てんりゅうがわ
)” の例文
新字:
天竜川
天龍川
(
てんりゅうがわ
)
のほとりに出てからも、浪士らは武装を解こうとしなかった。いずれも
鎧兜
(
よろいかぶと
)
、あるいは黒の
竪烏帽子
(
たてえぼし
)
、陣羽織のいでたちである。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
すでにその日は、
天龍川
(
てんりゅうがわ
)
のほとりに
暮
(
く
)
れた三騎のひとびと、はたして、
翌日
(
よくじつ
)
の午後までに、
刑場
(
けいじょう
)
の
矢来
(
やらい
)
ぎわまで、
馳
(
か
)
けつけることができるのであろうか?
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
淀川
(
よどがわ
)
筋では
難場
(
なんば
)
が多く、
水損
(
みずそん
)
じの個処さえ少なくないと言い、東海道辺では
天龍川
(
てんりゅうがわ
)
の堤が切れて、浜松あたりの町家は七十軒も押し流されたとのうわさもある。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
天龍川
(
てんりゅうがわ
)
のほとりに住む百姓三十一か村、後には六十五か村のものは、こんなふうにして彼らの
鍬
(
くわ
)
を捨て、彼らの田園を離れ、伊那から木曾への通路にあたる
風越山
(
かざこしやま
)
の山道を越して
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“天龍川(
天竜川
)”の解説
天竜川(てんりゅうがわ、天龍川)は、長野県から愛知県、静岡県を経て太平洋へ注ぐ天竜川水系の本流で、一級河川のひとつ。幹川流路延長は213km(日本全国9位)、流域面積は5,090km
2
(日本全国12位)。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
龍
部首:⿓
16画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“天龍”で始まる語句
天龍
天龍寺
天龍寺船