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天翔
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あまかけ
ふりがな文庫
“
天翔
(
あまかけ
)” の例文
父なる神は、古の畫工の作れる如く羽ある童に擔はれたるにはあらで、その肢體の上、その風に
翻
(
ひるがへ
)
る衣裳の上に、
許多
(
あまた
)
の羽ある童を載せつゝ、水の上を
天翔
(
あまかけ
)
り給ふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
加察加
(
カムサッカ
)
の鮭、
鰊
(
にしん
)
と
宛然
(
さながら
)
に
燎原
(
りょうげん
)
の火の如く、又は
蘇国
(
ソヴェート
)
の空軍の如く、無辺際の青空に
天翔
(
あまかけ
)
る形勢を示したが、その途端、何気なく差した湊屋の盃を受けて唇に当てたのが運の尽き、一瞬の
中
(
うち
)
に全局面を
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
わが最も力を用ゐしは、ダンテが靈魂
天翔
(
あまかけ
)
りて、人間地獄を見おろす一段なりき。その敍事は省筆を以て、神曲の梗概を摸寫したるものなりき。淨火は又燃え上れり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
翔
漢検1級
部首:⽻
12画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺