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大鼾
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おほいびき
ふりがな文庫
“
大鼾
(
おほいびき
)” の例文
「氣の毒なことに、昨日まで床の上に起上つてゐたが、今朝の騷ぎでとりのぼせたものか、まるつきり正體もありません。
大鼾
(
おほいびき
)
をかいて寢てゐる側で二番目娘のお半さんが介抱だ」
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、
若
(
も
)
し
這麼事
(
こんなこと
)
を
女主人
(
をんなあるじ
)
にでも
嗅付
(
かぎつ
)
けられたら、
何
(
なに
)
か
良心
(
りやうしん
)
に
咎
(
とが
)
められる
事
(
こと
)
があると
思
(
おも
)
はれやう、
那樣疑
(
そんなうたがひ
)
でも
起
(
おこ
)
されたら
大變
(
たいへん
)
と、
彼
(
かれ
)
はさう
思
(
おも
)
つて
無理
(
むり
)
に
毎晩
(
まいばん
)
眠
(
ね
)
た
振
(
ふり
)
をして、
大鼾
(
おほいびき
)
をさへ
發
(
か
)
いてゐる。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鼾
漢検1級
部首:⿐
17画
“大鼾”で始まる語句
大鼾声