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大鋸
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おおのこぎり
ふりがな文庫
“
大鋸
(
おおのこぎり
)” の例文
壁には、象を料理するのじゃないかと思うほどの
大鉞
(
おおまさかり
)
や
大鋸
(
おおのこぎり
)
、さては小さい
青竜刀
(
せいりゅうとう
)
ほどもある
肉切庖丁
(
にくきりほうちょう
)
などが、
燦爛
(
さんらん
)
たる
光輝
(
ひかり
)
を放って掛っていた。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ゴウというかとすれば、スウと、或は高く或は低く、単調ながら拍子を取って、
宛然
(
さながら
)
大鋸
(
おおのこぎり
)
で大丸太を
挽割
(
ひきわ
)
るような音だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
その木挽の
与吉
(
よきち
)
は、朝から晩まで、同じことをして木を挽いて居る、黙って
大鋸
(
おおのこぎり
)
を以て
巨材
(
きょざい
)
の
許
(
もと
)
に
跪
(
ひざまず
)
いて、そして仰いで
礼拝
(
らいはい
)
する如く、上から挽きおろし、挽きおろす。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「熊坂」がくる、「
大鋸
(
おおのこぎり
)
」がくる、「
静御前
(
しずかごぜん
)
」がくる。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大鋸
(
おおのこぎり
)
二枚
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鋸
漢検準1級
部首:⾦
16画
“大鋸”で始まる語句
大鋸屑
大鋸町