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大荒
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おおあ
ふりがな文庫
“
大荒
(
おおあ
)” の例文
盆ゴザも、場銭も、火鉢も、煙草も、手あたり次第に取って海へ投げ込む
大荒
(
おおあ
)
れの勇者が現われました。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さんざん
大荒
(
おおあ
)
れに荒れた
後
(
あと
)
で、ふいとまた
雷
(
かみなり
)
がやんで、あらしがしずまって、
夏
(
なつ
)
の
夜
(
よ
)
がしらしらと
明
(
あ
)
けかかりました。
三上山
(
みかみやま
)
がやさしい
紫色
(
むらさきいろ
)
の
影
(
かげ
)
を
空
(
そら
)
にうかべていました。
田原藤太
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
命はその
相模
(
さがみ
)
の
半島
(
はんとう
)
をおたちになって、お船で
上総
(
かずさ
)
へ向かってお
渡
(
わた
)
りになろうとしました。すると途中で、そこの海の神がふいに
大波
(
おおなみ
)
を
巻
(
ま
)
きあげて、海一面を
大荒
(
おおあ
)
れに荒れさせました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
“大荒”で始まる語句
大荒原
大荒神