大社おおやしろ)” の例文
また鰐淵寺わにぶちでら頼源らいげん大社おおやしろ孝時たかときらの、つまり武士でない社寺側と船上山との往来も、公然とひらかれて来て
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あめの宮風の宮、月読つきよみ日読ひよみの大御神、当国の霊社には日本六十余州の国、すべての神の政所まんどころ出雲いずもの国の大社おおやしろ、神の数は九万八千七社の御神、仏の数は一万三千四個の霊場、冥道を驚かし此に降し奉る