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大木戸
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おおきど
ふりがな文庫
“
大木戸
(
おおきど
)” の例文
汽車中
(
きしゃちゅう
)
、
伊達
(
だて
)
の
大木戸
(
おおきど
)
あたりは、真夜中のどしゃ
降
(
ぶり
)
で、この様子では、
思立
(
おもいた
)
った
光堂
(
ひかりどう
)
の見物がどうなるだろうと、心細いまできづかわれた。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その時は、千住からすぐに
高輪
(
たかなわ
)
へと取り、
札
(
ふだ
)
の
辻
(
つじ
)
の
大木戸
(
おおきど
)
、番所を経て、東海道へと続く
袖
(
そで
)
が
浦
(
うら
)
の岸へ出た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
わが江戸の話は
文政
(
ぶんせい
)
末期の秋の
宵
(
よい
)
の出来事である。四谷の
大木戸
(
おおきど
)
手前に三河屋といふ小さい
両替店
(
りょうがえみせ
)
があつて、
主人
(
しゅじん
)
新兵衛
(
しんべえ
)
夫婦と、せがれの善吉、小僧の市蔵、下女のお松の五人暮らしであつた。
赤膏薬
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“大木戸”の解説
大木戸(おおきど)は、江戸時代に、街道上の江戸内外の境界に設置された簡易な関所である。人間や物品の出入りを管理するのが目的であった。
木戸とは江戸市中の町境などにあった防衛・防犯用の木製の扉で、その大規模なものとして大木戸と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“大木戸”で始まる語句
大木戸邊