“大受”の読み方と例文
読み方割合
おほうけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其れから大詰に仇方かたきがたに仕へて居る彌五郎の息子野助のすけ(実は力彌りきや)が主人の為に父と戦ひ一刀に斬られる所がある。これ等も変つて居るので観客くわんかく大受おほうけである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「短い演説はむつかしいものだとむかしから言ひ伝へてきたものだが、わしはずつと以前ほんとに短い演説で、すばらしく立派なのをやつたことがあつた。演説はたしかに大受おほうけだつたよ。」