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大内裏
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だいだいり
ふりがな文庫
“
大内裏
(
だいだいり
)” の例文
これで国費の財源も見通しが立ち、急場しのぎの紙幣も円滑におこなわれ、ひいては
大内裏
(
だいだいり
)
造営の記念事業も
緒
(
しょ
)
につくことができようか。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遊廓
(
くるわ
)
も以前には、二条にあったものですが、
大内裏
(
だいだいり
)
に近うて、
夜半
(
よなか
)
などには、民歌や俗曲が、
御苑
(
ぎょえん
)
のほとりに立つとかすかに耳にさわるというので、所司代の
板倉勝重
(
いたくらかつしげ
)
どのが
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、やがてまた、
大内裏
(
だいだいり
)
の深くにさえ、だ、だ、だっ……という跫音で。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠くからでも明らかに皇居の
大内裏
(
だいだいり
)
十二門の一劃とわかる官衙殿堂が、
孔雀色
(
くじゃくいろ
)
の
甍
(
いらか
)
や
丹塗
(
にぬり
)
の門廊とおぼしき
耀
(
かがや
)
きを放ッて、一大
聚落
(
じゅらく
)
をなしており、
朱雀
(
すじゃく
)
、大宮などを始め、一条から九条までの
大路
(
おおじ
)
や
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大内裏
(
だいだいり
)
造営
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“大内裏”の意味
《名詞》
大 内 裏(だいだいり)
古代、宮都で内裏と諸官庁のあった区域。
(出典:Wiktionary)
“大内裏”の解説
大内裏(だいだいり)とは、平安京の宮城である。別名平安宮。
平安京における宮城内の天皇在所である内裏が「大内裏」と呼ばれた。14世紀になると宮城全体を「大内裏」と称するようになり、この用例が一般化するようになる。平安京の北辺中央に位置する。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“大内”で始まる語句
大内
大内山
大内住
大内儀
大内記
大内裡
大内城
大内川
大内藏
大内蔵