“夕嵐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうあらし50.0%
ゆふあらし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茴香ういきょうの実を吹落ふきおと夕嵐ゆうあらし 来
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
松の袖垣すきまあらはなるに、葉は枯れてつるのみ殘れるつたえかゝりて、古き梢の夕嵐ゆふあらし、軒もる月の影ならでは訪ふ人もなく荒れ果てたり。のきは朽ち柱は傾き、誰れ棲みぬらんと見るも物憂ものうげなる宿やどさま
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)