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変怪
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へんげ
ふりがな文庫
“
変怪
(
へんげ
)” の例文
「スーッと一筋、怪しの煙が立ち昇ったかと見るまに、空中に、
変怪
(
へんげ
)
の形をとって、うらめしや伊賀ざむらい……ナンテことになるんじゃないかな」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
曰
(
いわ
)
く、この犯人は
喰屍鬼
(
ゴウル
)
か吸血鳥か、とにかく、人間の眼を触れずに自在に往来する、他界の
変怪
(
へんげ
)
であろうと。
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
君なぞはせんだっては刑事巡査を神のごとく
敬
(
うやま
)
い、また今日は探偵をスリ泥棒に比し、まるで矛盾の
変怪
(
へんげ
)
だが、僕などは終始一貫
父母未生
(
ふもみしょう
)
以前
(
いぜん
)
からただ今に至るまで、かつて自説を変じた事のない男だ
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
“変”で始まる語句
変
変化
変梃
変遷
変貌
変挺
変物
変事
変哲
変更