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壇階子
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だんばしご
ふりがな文庫
“
壇階子
(
だんばしご
)” の例文
こは怪しやと思いながら、開きたる壁の外を見るに、暗くてしかとは見分け難きが、
壇階子
(
だんばしご
)
めきたるものあり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
僕はまた
髯
(
ひげ
)
がさ、(
水上
(
みなかみ
)
さん)て呼ぶから、何だと思って二階から
覗
(
のぞ
)
くと、
姉様
(
ねえさん
)
は
突伏
(
つっぷ
)
して泣いてるし、髯は
壇階子
(
だんばしご
)
の
下口
(
おりぐち
)
に
突立
(
つった
)
ってて、
憤然
(
むっ
)
とした
顔色
(
かおつき
)
で
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(貞はそこに参っておりましょうな。)と、
壇階子
(
だんばしご
)
の下へ来て、わざわざ旦那が呼んだじゃあないかね。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二段ばかり少年は
壇階子
(
だんばしご
)
を昇り懸けて、と顧みて驚きぬ。時彦は帰宅して、はや
上口
(
あがりぐち
)
の処に立てり。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暗闇を歩むに
馴
(
な
)
れたれば、爪先探りに
跫音
(
あしおと
)
を立てず。やがて
壇階子
(
だんばしご
)
を探り当て
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
壇
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“壇”で始まる語句
壇
壇上
壇場
壇下
壇石
壇供
壇道
壇坫
壇層
壇浦