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堪弁
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かんべん
ふりがな文庫
“
堪弁
(
かんべん
)” の例文
従っては一切の情慾が弱くなり其代り
堪弁
(
かんべん
)
と云う者が強く
為
(
なっ
)
て
居
(
おり
)
ますから人を殺すほどの立腹は致しませず
好
(
よし
)
や立腹した所で力が足らぬから若い者を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
娼「おや、花里さんにも呆れッちまアねえ、
素惚気
(
すのろけ
)
じゃア
堪弁
(
かんべん
)
が出来ぬからね」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
嬢さん何事も此の息子さんに免じてお前さんも
堪弁
(
かんべん
)
なさい、
何日
(
いつ
)
までも
仇
(
あだ
)
に思っていると
却
(
かえ
)
ってお前さんの死んだ御家来さんの為にもならん、
宜
(
い
)
いか、又御亭主は客に対して無礼をしたとか
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
“堪”で始まる語句
堪
堪忍
堪能
堪兼
堪難
堪忍袋
堪得
堪念
堪能者
堪布