堪弁かんべん)” の例文
従っては一切の情慾が弱くなり其代り堪弁かんべんと云う者が強くなっおりますから人を殺すほどの立腹は致しませずよしや立腹した所で力が足らぬから若い者を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
娼「おや、花里さんにも呆れッちまアねえ、素惚気すのろけじゃア堪弁かんべんが出来ぬからね」
嬢さん何事も此の息子さんに免じてお前さんも堪弁かんべんなさい、何日いつまでもあだに思っているとかえってお前さんの死んだ御家来さんの為にもならん、いか、又御亭主は客に対して無礼をしたとか
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)