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坑
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ほ
ふりがな文庫
“
坑
(
ほ
)” の例文
巷間
(
こうかん
)
、その当時の隠れない取り沙汰では、時の風流天子
徽宗
(
きそう
)
は、禁中から
廓
(
くるわ
)
まで地下道を
坑
(
ほ
)
ってしげしげ通っていたものと言い伝えられている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、その行動が日没から夜にわたっていたのを幸いに、夜どおしで、道もなさそうな山に一すじの通りを
坑
(
ほ
)
り、全軍の八割まで山陰の盆地へ、かくしてしまった。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、西国方面や
堺
(
さかい
)
などから、鉄砲二千挺を購入したとか、一山の僧兵が、にわかに何倍にも
殖
(
ふ
)
えたとか、
塹壕
(
ざんごう
)
を
坑
(
ほ
)
りぬいているとか、法城の武装化は、ちらちら聞えていたことでもあった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坑
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“坑”を含む語句
坑道
坑口
炭坑
金坑
坑外
竪坑
大坑
斜坑
坑掘
坑中
紅宝玉坑
焚書坑儒
坑夫
煖坑
銀坑山
此坑
金坑狂時代
炭坑元
火坑変成池
火坑
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