“地見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じみ50.0%
ぢみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは自分の焼かれた焼跡をしきりにせせくって、めたり乾かしたり、何ぞ落ちこぼれでもありはしないかと、地見じみ商売のような未練たっぷりのケチケチしたお化けぶりです。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
地見ぢみ、椅子直し、襤褸ぼろッ買い、屑屋なんていうてあいが海鼠板なまこいたで囲った簡素高尚なバラックを建てて住んでいる。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)