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海鼠板
ふりがな文庫
“海鼠板”の読み方と例文
読み方
割合
なまこいた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまこいた
(逆引き)
料理場は
後
(
あと
)
から建て増したものらしく、銀座通に面した表附とはちがって、震災当時の小屋同然、屋根も壁もトタンの
海鼠板
(
なまこいた
)
一枚で囲ってあるばかり。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
地見
(
ぢみ
)
、椅子直し、
襤褸
(
ぼろ
)
ッ買い、屑屋なんていうてあいが
海鼠板
(
なまこいた
)
で囲った簡素高尚なバラックを建てて住んでいる。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
本所
(
ほんじょ
)
の寿座ができたのもやはりそのころのことだった。僕はある日の暮れがた、ある小学校の先輩と元町通りを
眺
(
なが
)
めていた。すると
亜鉛
(
トタン
)
の
海鼠板
(
なまこいた
)
を積んだ荷車が何台も通って行った。
追憶
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
海鼠板(なまこいた)の例文をもっと
(4作品)
見る
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“海鼠”で始まる語句
海鼠
海鼠壁
海鼠腸
海鼠塀
海鼠釉
海鼠餅
海鼠形
海鼠襟
海鼠色
海鼠台場
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海鼠壁
海鼠腸
海鼠塀
海鼠餅
海鼠形
山海鼠
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串海鼠
大海鼠
“海鼠板”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
久生十蘭
永井荷風
芥川竜之介