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海鼠塀
ふりがな文庫
“海鼠塀”の読み方と例文
読み方
割合
なまこべい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまこべい
(逆引き)
もう、忍びやかな
夕陽
(
ゆうひ
)
の影が、片側の松平越中様の
海鼠塀
(
なまこべい
)
にはい寄って、頭上のけやきのこずえを渡る宵風には、
涼味
(
りょうみ
)
があふれる。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
根気よく影をつけていた浜島庄兵衛の日本左衛門には、そろそろ思うつぼの並木や、人通りのまれな
海鼠塀
(
なまこべい
)
、暗やみです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麩
(
ふ
)
に飽きた金魚のように口をモグモグさせながらも、あまりの事に声を
得立
(
えた
)
てず、両手の指を交る交るに突き出して、前方に立ち
塞
(
ふさ
)
がる、
海鼠塀
(
なまこべい
)
の土蔵を指すのでした。
銭形平次捕物控:009 人肌地蔵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
海鼠塀(なまこべい)の例文をもっと
(5作品)
見る
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
塀
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
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海鼠
海鼠壁
海鼠腸
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海鼠釉
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大海鼠
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林不忘
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