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ざいご
婆「
旨えものは有りませんが、
在郷のことですから
焚立の御飯ぐらいは出来ます、畑物の
茄子ぐらい煮て上げましょうよ」
商人の店は
在郷と違って戸を締めても
潜りの障子が有るから
灯火が表から見えるだ、すると
婆様、
其処をがらり明けて二人の泥坊が
這入って、菓子呉れと云いながら跡をぴったり締めて
私ア何も知んねえ
在郷もんで、何の
弁別も有りやしねえが、村の神主さまのお説教を聴きに
行くと、人は
天が下の
霊物で、万物の長だ、是れより
尊いものは無い、
有情物の
主宰だてえから
“在郷”の意味
《名詞》
(ざいごう、ざいきょう、ざいご)郷里に居ること。
(ざいごう)都会から離れた地方。田舎。
《動詞》
(ざいごう、ざいきょう、ざいご)郷里に居る。
(出典:Wiktionary)