“在郷臭”の読み方と例文
読み方割合
ざいごくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏国オート・ヴィエンヌ州、リモオジュ町、バビロン新道しんみち、そこが岸本の牧野と一緒に宿をとったところだ。彼は喇叭らっぱを吹いて新聞を売りに来る女のあるような在郷臭ざいごくさい町はずれへ来ていた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)