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困難
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むずか
ふりがな文庫
“
困難
(
むずか
)” の例文
その屋敷を
写山楼
(
しゃざんろう
)
と名付け、そこへ集まる人達はいわゆる一流の
縉紳
(
しんしん
)
ばかりで、浮世絵師などはお百度を踏んでも対面することは
困難
(
むずか
)
しかった。
北斎と幽霊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
しかも罪人は一
刻
(
とき
)
も早よう引っ捕えいと言う注文じゃから先ず、これ位、
困難
(
むずか
)
しい
探偵事件
(
しごと
)
はなかろうわい。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
其の
比
(
ころ
)
南の方から流れて来ていた山田と云う医師にかかっておりましたが、其の医師がどうも癒るのが
困難
(
むずか
)
しいと云いだしましたので、親類の者がかわりばんこに看病に来てくれましたが
薬指の曲り
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
博多児
(
はかたっこ
)
の資格チウても別段に
困難
(
むずか
)
しい資格は要りません。懲役に行かずに飯喰いよれあ、それで
宜
(
え
)
え訳で……もっともこれが又、博多児の資格の中でも一番困難しい資格で御座います。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
困
常用漢字
小6
部首:⼞
7画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“困”で始まる語句
困
困憊
困惑
困苦
困却
困窮
困厄
困阨
困悶
困絡