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『薬指の曲り』
ふりがな文庫
『
薬指の曲り
(
くすりゆびのまがり
)
』
——これは、私が近比知りあった医学士のはなしであります—— 私の父と云うのは、私の家へ養子に来て、医師になったものでありまして、もとは小学校の教師をしておりました。其の当時は、医師に免許状を持たした時で、それまで医師をやっていた家へは、内務 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
懐
(
なつこ
)
何人
(
たれ
)
嬰児
(
あかんぼ
)
宿
(
とま
)
何人
(
だれ
)
内
(
なか
)
眼前
(
めさき
)
比
(
ころ
)
困難
(
むずか
)
故郷
(
くに
)
近比
(
ちかごろ
)
七歳
(
ななつ
)
負傷
(
けが
)
詞
(
ことば
)
昨夜
(
ゆうべ
)
室
(
へや
)
壮
(
わか
)
十歳
(
とお
)
医師
(
いしゃ
)
六歳
(
むっつ
)
八歳
(
やっつ
)
五歳
(
いつつ
)