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囀
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てん
ふりがな文庫
“
囀
(
てん
)” の例文
金粉
(
きんぷん
)
の日をあびて小鳥が飛びかい、樹上に胸をふくらまして千
囀
(
てん
)
百
囀
(
てん
)
する。万物がみないきいきとよみがえったのだ。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
同十九日——「天晴れ、風清く、露冷やかなり。満目黄葉の中緑樹を
雑
(
まじ
)
ゆ。小鳥
梢
(
こずえ
)
に
囀
(
てん
)
ず。一路人影なし。独り歩み黙思
口吟
(
こうぎん
)
し、足にまかせて近郊をめぐる」
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
議論
快截
(
かいせつ
)
、
筆鋒
(
ひっぽう
)
鋭異ニシテ、雅ハ
髯蘇
(
ぜんそ
)
ノ風アリ。詩ハ剣侠ノ仙ヲ学ブガ如シ。時ニ殺気ヲ見ルノ間綿麗ノ語ヲナス。
則
(
すなわち
)
マタ
黄鸝
(
こうり
)
ノ百
囀
(
てん
)
スルガ如ク、
婉約
(
えんやく
)
喜ブベシ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
和毛
(
にこげ
)
の胸の
白妙
(
しろたへ
)
に
囀
(
てん
)
ずる聲のあはれなる。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
和毛
(
にこげ
)
の胸の
白妙
(
しろたへ
)
に
囀
(
てん
)
ずる声のあはれなる。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
囀
漢検1級
部首:⼝
21画
“囀”を含む語句
百囀
春鶯囀
高囀
囀々
囀出
囀啼
囀声
宛囀
油囀
瑠璃囀
百々囀
空囀
莫才人囀