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器物
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うつわ
ふりがな文庫
“
器物
(
うつわ
)” の例文
と、愛想気なく知らせて来た時には、紋十郎はカッとなり、
器物
(
うつわ
)
でも投げそうな見幕であったが、何んと思ったかカラカラと笑い
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
刀
(
かたな
)
だの、軸ものだの、文庫にはいっている古い書類だの、そのほか色々な
器物
(
うつわ
)
が、古道具屋の店みたいに並べてありました。
虫干し
(新字新仮名)
/
鷹野つぎ
(著)
「ありがとうございました。だんな様が、ここにござったで、
器物
(
うつわ
)
は壊されずにすみましただ」
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから起こった光景はと云えば、床が傾いたので
龕
(
がん
)
が倒れ、龕が倒れたので火を発し、それが
器物
(
うつわ
)
へ燃え付いて、地下室が見る見る火事になったのである。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
獣油の
燭
(
ともしび
)
に点されて仄かに見えるは寝台である。寝台の横手の巌棚の上に無数の
器物
(
うつわ
)
が載せてある。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
棚が仆れ
器物
(
うつわ
)
が
破壊
(
こわ
)
れる。ともうすっかり仲よくなり、唄い出すは「ナカノリさん」だ。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“器物”の意味
《名詞》
器具。道具。
(うつわもの)うつわ。うつわの類。
(うつわもの)(context、dated)人物の器量。
(出典:Wiktionary)
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“器”で始まる語句
器
器量
器械
器用
器具
器什
器量人
器量好
器械的
器械觀測