“嘲声”の読み方と例文
読み方割合
ちょうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも一個の素町人すちょうにんらしい。しばらくは嘲声ちょうせいがやまなかった。しかしそれが止むのを待って、やっと行司は真顔まがおで訊いたものである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すこぶるあいまいにゴマしたが、そのたいどにろうばいのようすがじゅうぶんに見えたから、一に静かな空気をやぶって、ドッという嘲声ちょうせいがわきかえり、さしも強情ごうじょう卜斎ぼくさい、ついに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)